こんにちは。Tomoyuki(@tomoyuki65)です。
最近のMacには、標準でRubyがインストールされているのはご存知ですか?
なので、Rubyのバージョンを気にしなければすぐにプログラミングが始められるんです。
でも最新版のRubyを使いたい場合もありますよね。
Rubyのバージョンを変えるには、Homebrewとrbenvをインストールすると簡単にできるんですよ!
この記事では、MacでRubyプログラミングを始める方法や、環境構築について解説します。
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目次
ターミナルの使い方を覚えよう!
Macでプログラミングをしていくためには、Macに付属している「ターミナル」というアプリを使用します。
このアプリはキーボードからコマンドと呼ばれる命令文を入力し、Macの操作や設定を行うためのツールです。
プログラミングをしていくためにはターミナルの操作が必須になりますので、簡単な操作から少しずつ覚えましょう。
ターミナルの起動
まず、図のアイコンから「ターミナル」を起動しましょう。アイコンが見つからない場合は、Spotlight(検索)から「ter」で検索しましょう。
ターミナルを起動すると図のように黒い画面が表示されます。
1行目にターミナルの起動日時、2行目に「あなたのコンピュータ名:作業ディレクトリ名 あなたのユーザ名$」と表示されます。
(図の「〜」はホームディレクトリを表す)
$ の後にコマンドを入力することで、様々な操作を行うことが出来ます。
ターミナルを使いこなすためにはコマンドを覚える必要があるので、簡単なコマンドから覚えましょう。
わかりやすく説明するとフォルダのことです。現在の作業ディレクトリのことをカレントディレクトリとも呼びます。
コマンド「cd」
まず、ディレクトリを移動するためのコマンド「cd」です。
ターミナル起動時に、作業ディレクトリがホームディレクトでない方もいる可能性があります。
なので、以下の通りにコマンドを入力し、ホームディレクトリに移動して下さい。
$ cd
cdだけ入力した場合は、ホームディレクトリに移動します。
ただし、cdの後にディレクトリ名を入力すると、入力したディレクトリに移動できます。
(例:$ cd ディレクトリ名)
コマンド「mkdir」
ホームディレクトリに移動できたら、コマンド「mkdir」で作業用のディレクトリ(フォルダ)を作成してみましょう。
今回はディレクトリ名を「rbdir」とします。
$ mkdir rbdir
上記コマンド実行後、以下の通り先ほど覚えたコマンド「cd」でディレクトリを移動しましょう。
移動出来た場合、ターミナルには「あなたのコンピュータ名:rbdir あなたのユーザ名$」と表示されます。
$ cd rbdir
コマンド「pwd」
ディレクトリが移動出来たら、現在のディレクトリのパス(位置)を確認してみましょう。
以下のコマンドを実行すると「/Users/あなたのユーザ名/rbdir」と表示されたかと思います。
(Finderからもフォルダが作成されていることを確認してみて下さいね。)
$ pwd
まずは3つのコマンドの簡単な使い方を解説しました。
このように、コマンドを覚えるとターミナルから様々な操作を行うことができます。
さらに詳しく知りたい方は「ターミナル コマンド」または「unix コマンド」と検索し、調べてみて下さいね。
Rubyのバージョン確認
ターミナルの簡単な使い方を覚えたところで、MacにインストールされているRubyのバージョンを確認してみましょう。
ターミナルから以下のコマンドを実行してみて下さい。
$ ruby --version
コマンド実行後、以下のようにRubyのバージョンが確認出来ます。
「Hello World !」を出力してみよう!
ではターミナルからRubyを実行し、「Hello World !」を出力してみましょう。
まずは何でも良いのでテキストエディタを使い、Rubyのファイル(拡張子がrb)を作成して下さい。
テキストエディタに以下プログラムを入力後、今回は例としてファイル名を「main.rb」とし、先ほど作成したディレクトリ「rbdir」の直下に保存して下さい。
ファイルの作成と保存が完了したら、ディレクトリにあるファイルを表示するコマンド「ls」で、作成したファイル(main.rb)が存在することを確認しましょう。
$ ls
ファイルが存在することを確認し、以下の通り「ruby」コマンドを使用してプログラムの実行してみて下さい。
$ ruby main.rb
ターミナルに以下の通り出力されればOKです。
Rubyのバージョンを変える方法
MacにインストールされているRubyのバージョンを変えたい場合もあるかと思います。
その場合、Mac用のパッケージ管理ソフト「Homebrew」とRubyのバージョン管理ソフト「rbenv」をインストールすると簡単にバージョンを変えることが出来ます。
Homebrewをインストール
Homebrew公式サイトに書かれている方法でインストール可能です。
ターミナルより以下のコマンドを実行して下さい。
$ ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"
Homebrewを既にインストール済みで、最新版にアップデートする場合は以下コマンドを実行して下さい。
$ brew update
rbenvをインストール
Homebrewのインストール完了後、以下コマンドよりrbenvをインストールしましょう。
$ brew install rbenv ruby-build
rbenvを最新版に更新したい場合は以下コマンドを実行して下さい。
$ brew upgrade rbenv ruby-build
では以下コマンドより、インストール可能なRubyのバージョンを確認しましょう。
$ rbenv install --list
インストールしたいバージョンを確認後、以下コマンドより対象のRubyをインストールして下さい。今回は例として2.4.2をインストールします。
$ rbenv install 2.4.2
インストール後、以下コマンドで現在インストール済みのRubyのバージョンを確認しましょう。
(カレントディレクトリで有効な Ruby バージョンにはアスタリスク( * )が表示されます。)
$ rbenv versions
Rubyのバージョン切り替え
インストールしたRubyを有効にするために、以下コマンドでバージョンの切り替えを行いましょう。
環境全体のバージョンを変える方法と、ディレクトリ固有のバージョンを変える方法の2種類あります。
①環境全体のバージョン切り替え
$ rbenv global バージョン
②ディレクトリ固有のバージョン切り替え
$ rbenv local バージョン
今回は例として、以下コマンドで環境全体のバージョンを切り替えましょう。
$ rbenv global 2.4.2
再度「rbenv versions」コマンドを実行し、Rubyのバージョンを確認してみましょう。
切り替えたバージョンの頭に「*」が表示されていることを確認して下さい。
まとめ
- Macには標準でRubyインストール済み。バージョンを気にしなければ簡単にプログラミングを始めることが出来る
- Macでプログラミングを行うには、ターミナルを使いこなす必要がある
- ターミナルには様々なコマンドがあるが、まずは「cd」、「mkdir」、「pwd」、「ls」の簡単な使い方を覚えよう
- Rubyファイルの実行には、コマンド「ruby ファイル名」を使用する
- MacにインストールされているRubyのバージョンを切り替えるには、「Homebrew」と「rbenv」をインストールしよう
今回はMacでRubyプログラミングを始める方法と、環境構築について解説しました。
Macはすぐにプログラミングが始めれるのでいいですね!
また、ターミナルの黒い画面操作は慣れないと難しいかもしれません。
使いこなせるように、少しずつ覚えていきましょう!
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