35歳実務未経験でもWeb系エンジニアの内定ゲット!?そして再就職へ。


 

こんにちは。Tomoyuki(@tomoyuki65)です。

前回の記事から約3ヶ月半、私がWeb系エンジニアへのジョブチェンジを決意してからだと約5ヶ月ほど経ちましたが・・・

 

 

ついに。。

 

 

 

 

ついに・・・・!?

 

 

 

 

 

35歳でWeb系エンジニアの内定をゲットしたぞ!!

 

 

 

 

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35歳実務未経験でもWeb系エンジニアの内定ゲット!?そして再就職へ。

ということで、2023年2月から再就職して働くことになりました!

いや〜、今振り返ると結構長かった感じもありますが、無事に再就職も決まってWeb系エンジニアとしてまた一歩先へ進めそうです。

今回私が内定をいただいた会社はベンチャー企業なので、将来性に安定はありませんが、複数回の面談や面接を通じて、そこで働く人達と一緒に頑張って行きたいなという感じで徐々に自分の気持ちの変化があったので、内定を承諾するに至りました。

こういう気持ちの変化があったのは初めての経験だったので、自分でもびっくりしていますが、これもまた一つの出会いなのかなと思います。

※そもそもエンジニアは一度でもしっかり実務経験を積むのが非常に大事で、実務経験があれば転職活動はそれほど困らない職種でもある(IT人材不足で有効求人倍率も高い)ので、企業の将来性を気にする必要ないです。何かあったら転職しましょう。

そんな感じで、引き続きWeb系エンジニアとして頑張っていこうと思いますが、現在Web系エンジニアを目指して頑張っている方や、これからWeb系エンジニアになりたい人向けに、私がWeb系エンジニアの内定を得るまでに経験してきたことなどをまとめておきますので、よければ参考にしてみて下さい。

※前提として、自社開発系企業のWeb系エンジニアに関するお話です。もし違いがよくわからないよって方は、まずはその点からしっかり調べることをおすすめします。

 

技術的な部分で必要なことについて

まず、実務未経験の人が自社開発系企業のWeb系エンジニアとして採用されるために必要な技術的な部分についてですが、わかりやすいところで言うと、Railsチュートリアル」レベルのWebアプリケーションの開発経験は最低限必要です。

というのも、私はRailsチュートリアルには取り組みましたが、それ以前から求職活動は行っていて、何度か面談や面接も経験していました。

その中で実際に働いている人たちから話を聞いて感じたこととして、ちゃんとWebアプリケーションを開発したことがあるという経験が最低限必要なんだなということが、非常によくわかったからです。

具体的には、現状IT人材不足もあってエンジニア採用が非常に難しくなっている中、特に無名の会社(名が知れた大手企業以外)はそもそも求人を出しても応募すら来ないことが多く、実務未経験でもエンジニアの素養がある人を採用するケースが存在します。

ただし、そういう無名の企業は採用にかけれる資金的余裕は無く、いくら人手が欲しくてもエンジニアの素養が無い人を雇う余裕は無いため、その足切りライン(即不採用)としての技術レベルが「Railsチュートリアル」になると思います。

※ここで言うエンジニアの素養というのは、何らかのWebアプリケーションの開発経験+自走能力(わからないことは自分で調べ、自ら進んで仕事に取り組んでいけるような能力)の高さを指します。

そのため、「Railsチュートリアル」レベルのWebアプリケーション開発経験が無ければそもそも採用されることは一切無く、そしてこれはあくまでも足切りラインでしかないため、実際には+αの技術レベルのアピールも必要です。

 

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そんな+αの部分については、もちろん高いに越したことはなく、かつ企業によって求めるレベルは全然違うので、明確な基準を定めることはできませんが、トレンド(流行っている、よく使われている)の技術を抑えておくのは大事だと思います。

例えばDockerによる環境構築やテストの自動化に関すること(テストが書ける+CI/CDパイプラインの知識)だったり、フロントエンドエンジニアを目指すならReactやVue.jsのフレームワーク(Next.jsやNuxt.js)の知識や経験、バックエンドエンジニアを目指すならAPIの開発やAWSに関する知識や経験が求められるので、そういったことをポートフォリオを作ってアピールできると良いです。

ただ注意点としては、現状プログラミングスクール出身でエンジニアの就職活動をしているような人材(スクールの教材で作ったポートフォリオをアピール材料に使う人)は溢れかえっているようなので、ポートフォリオを作ったり、それをアピール材料として使う際は、何らかのオリジナリティを入れてちゃんと差別化を図る必要があります。

特になぜそのポートフォリオを作ろうと思ったのかというような部分については、しっかりと明確な意図が無いとダメなので、その点は面接などで突っ込まれた際にしっかり説明できるようにしておいて下さい。

 

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またポートフォリオについては、めちゃめちゃ凝ったものを作らないといけないというような先入観を持っている人も多いと思いますが、凝ったものを作ったとしても、企業の採用担当の人がちゃんとポートフォリオを見てくれることはほとんどない(「こういうことができるのか〜、あとは話を聞いて確認してみようかな。」ぐらいな感じでしかほとんど見てもらえないことが多い)ため、変にこだわりすぎても時間の無駄に終わります。

ポートフォリオはあくまでも「自分はこれぐらいのことができますよ〜。」というのをアピールするための一つの材料でしかなく、基本的な技術(例えばNext.jsでフロントエンド画面が作れるとか、RailsでAPIを作ってAWSにデプロイできるとかなど)は除いて、こだわって作ったアプリの中身(例えばTwitterのようなサービスが作れるとか、Instagramのようなサービスが作れるとか)が入社後の実務で直接役立つ可能性は低い(企業によって作っているものやサービスが全く違うことや、実務ではまだ答えが無いような課題に取り組んでいくため)ので、その点はポートフォリオを作る意図を履き違えないように注意する必要があると思います。

ちなみに私の場合は、『技術をキャッチアップ(遅れを取り戻すこと)するために実際に作ってみる必要があった』というような明確な意図があって作ったものをポートフォリオとして使っていたので、面接の際などにポートフォリオに関して深く突っ込まれて困った経験はありませんでした。

 



私が内定を得られた一番の要因について

今回は私は35歳実務未経験でWeb系エンジニアの内定を得られる結果に繋がりましたが、その一番の要因としては、『最終的には採用権限がある人(社長など)から見てその会社に合う人材かどうかという人柄の部分の相性が一番大きい』という点かなと思います。

というのも、私の場合は最終面接で社長と話をさせていただきましたが、その中で自分の人柄を上手く伝えられて、それが社長から見て相性が良さそうだなと感じてもらえたというのが、コミュニケーションを取っていて自分でもわかったので、最終的にはそこが一番大きかったかなと今はそう感じています。

ただそれと同時に、それはある種の”運ゲー”、よく言えば『出会い』みたいなものでもあるので、こればっかしは数をこなすしかない(運が悪ければ時間がかかるし、運が良ければすぐ決まる感じ)かなと思います。

※例えば一番最初のカジュアル面談(面談と言いつつ面接してる場合もあるので注意)はお互いを知る場(+人柄を見る)、書類選考や一次面接はスキル面や人柄を見る場、二次面接以降は採用権限が高いor持っている人から見てその会社と相性が良いかを見る場かなと思います。

 

面接の際に大事なことについて

また、面接の際に大事なことについては、やはり他の人との差別化をしっかり図っていくことかなと思います。

私の場合もちょっと特殊な経歴(SE → ブロガー → Web系エンジニアを目指す)であり、面接の際は必ずその部分について突っ込まれたので、何度も何度も同じような説明をするのがちょっと大変でしたが、その分自然に差別化(他にいない、珍しい人材)が図られていて、相手の印象には残りやすい感じだったので、ちゃんと差別化した部分を説明したり、アピールできると個性的な武器に変わります。

 

 

それに加えて、あとはちゃんと自分の素の状態で勝負することも大事です。

例えば面接が得意な人なら良い言葉を並べて偽りの自分で内定を得てしまう人もいるようですが、それだと入社後に自分も辛くなる(期待された成果を出せない)し、会社側も採用に失敗したことになる(使ったコストを回収できない)ので、お互いにとってデメリットが大きい(時間もお金も無駄になる)です。

なので、例えば現状で自分に自信が無い部分があったとしても、それは素直に認めて面接に挑んだ方が、採用された後に何か問題になることは無くなるかなと思います。

 

 

あとは私も元々面接が得意なタイプではありませんでしたが、人間は回数をこなせば慣れる生き物なので、もしそもそも面接自体が苦手だよって方がいたら、とにかく面接の回数を増やして練習(ちゃんとブラッシュアップすること)を繰り返せば、そのうち慣れます。

そして面接に慣れれば、自分の視点からもその会社と相性が良いかどうかが判断できるようになっていくので、『面接慣れ』はめちゃめちゃ大事です。

※面接というのは、企業側が求職者を選ぶ場というだけではなく、求職者側が企業を選ぶ場でもあるため、必要以上に自分を下に見せる必要はなく、お互いに対等な立場で自信を持って面接するのが大事です。世の中には様々な企業があり、もちろんブラック企業もたくさんあるので、自分の視点からその企業がブラックじゃないかを見極めるのも非常に大事です。何か違和感を感じたら、勇気を持って即辞退しましょう。

 



私が利用した求人サイトなどについて

今の時代において求職活動をする際は、何らかの求人サイトを利用するのが基本だと思いますが、利用する求人サイトを間違えると時間の無駄に繋がるので、その点は注意が必要です。

例えば、実務経験や実績がある人ならどの求人サイトを利用しても問題はありませんが、実務経験が無い人については、できる限り企業側にとって採用コストがかからない媒体を使うようにしないと、採用される可能性は低くなります。(上記でも述べましたが、実務未経験者を採用するのは費用対効果の面でリスクが高く、安易に採用できないため)

具体的には、「①知り合いからの紹介(最もコストが安い)  >>・・(越えられない壁)・・>>  ②会社のHPなどから直接応募  >>>>  ③コストが安いSNS系サービス『Wantedly』や『LinkedIn(現状は主に外資系企業向け)』などから応募  >>  ④その他の一般的な求人サイトや転職エージェントなどから応募(最もコストが高い)」という順で採用コストには非常に大きな差があるため、実務経験がない人が自分から積極的に企業に応募していきたい場合は、①〜③の方法を取るのが大事になります。

特に多くの人はまず④の方法を取ると思いますが、④の方法が最も採用コストが高いため、実務未経験の人が採用されることはほとんどありません。

 

 

ただし、求人サイトに登録して企業側からスカウトが来た場合はこの限りではないため、④の方法を利用する場合は、登録するプロフィールはしっかり記載してスカウトを待ち、スカウトが来た中から選考に進んで行けば採用される可能性があります。

ちなみに私の場合も、上記の方法(エンジニアに強い求人サイト『Green』に登録し、スカウトが来た中から選考に進んだ)で採用に至ったため、実績があります。(加えて、企業側が自分のことを高く評価してくれたんだなというのがわかるので、その点は非常に嬉しく思います。)

 

 

一つ注意点としては、適当にスカウトを送っている企業が非常に多く(求職者のプロフィールをちゃんと見てない、スカウトを自動でしていて文面がおかしい、スカウトを出して応募が来てから書類選考をするなど)求人サイトからスカウトが来たとしても、上手く機能していないのが実情なので、スカウトに対してはあまり期待しない方がいいです。

あとは応募後のやり取りにおいて、例えば企業側からの返信が非常に遅かったり、日程調整の際に企業側から19時以降の時間を指定されるなど、「明らかにブラック企業やろ!!w」と思われる企業からスカウトが来たこともあったので、ブラック企業要素についてはしっかり見極める必要があるかなと思います。何か違和感を感じたら辞退しましょう。

 

長期間の求職活動で発生した一つの悩みについて

私の場合は、技術のキャッチアップ(遅れを取り戻すこと)を優先しつつ、スカウトが来た場合に興味がある企業があれば選考に進んでみるようにし、ある程度技術のキャッチアップが満足できた後に自分から積極的に会社のHPなどから直接応募しようというような感じで、長い期間を前提として求職活動をしていましたが、実際には自分から積極的に応募する前に内定が得られました。(運が良かったパターンだと思います)

その長い求職活動の中で発生した一つの悩みとして、『例えば二つの企業から内定を得られた際、一方は最新技術も使っているようなモダンな開発環境であり、そしてもう一方はちょっと古いレガシーな開発環境だった場合にどちらの企業に入社するべきか』という問題です。

というのも、長い期間を前提として求職活動をした場合、時間の経過と共に自分の技術レベルが向上することになりますが、応募した企業の開発環境が自分が普段取り扱っている技術より古いレガシーな場合も増えてきます。

具体的に言うと、例えば自分は普段からDockerを使っているのに、未だにDockerすら使っていない企業だったというような感じで、「事業内容は良さそうだけど、ちょっと開発環境が古いな。。」という問題が発生する場合があります。

私の場合は幸いにも、レガシー環境の企業の方は不採用だったので、この問題は自然と解決することになりましたが、問題が発生した時はちょっと悩みました。

もちろん、面接などを通じてその企業で働く人達と一緒に頑張りたいという思いが強ければ、この問題が発生することは無いと思いますが、そうじゃない場合、つまり二つの企業で同じぐらいの条件だった場合は、この問題に直面します。

ただし、特にWeb業界においては技術の移り変わりも激しく、最新技術を使えば生産性が一気に向上することも珍しくないため、エンジニアの将来性を考慮するなら、できるだけモダンな開発環境で実務経験を積むのが正解なのかなと思います。

 



最後に

ということで、今回は35歳未経験でもWeb系エンジニアの内定を得られたことや、私が内定を得るまでに経験してきたことについてまとめました。

一人前のWeb系エンジニアになるにはまだまだこれから頑張らないと行けませんが、一つ良い結果を示せたのは良かったのかなと思います。

現在Web系エンジニアに向けて頑張っている方や、これからWeb系エンジニアになりたい人に対して、私のこの経験が少しでも役に立てれば幸いです。

 

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Tomoyuki

SEを5年経験後、全くの未経験ながら思い切ってブロガーに転身し、月間13万PVを達成。その後コロナの影響も受け、以前から興味があったWeb系エンジニアへのキャリアチェンジを決意。現在はWeb系エンジニアとして働きながら、プロゲーマーとしても活躍できるように活動中。








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