液晶ディスプレイ(モニター)の応答速度と表示遅延(入力遅延/内部遅延)の違いとは?


 

こんにちは。Tomoyuki(@tomoyuki65)です。

最近はゲーミングPCを購入する人も多くなりましたが、合わせてゲーミングディスプレイ(モニター)を購入する人もいますよね。

その際には、リフレッシュレート(◯◯◯Hzと呼ばれるもの)をはじめ、応答速度(◯msと呼ばれるもの)をチェックしている人は多いと思います。

 

ただしもう一つの重要なポイントとして、『表示遅延』が小さいことも重要です。

 

この記事では、そんなディスプレイ(モニター)の応答速度や表示遅延について解説します。

 

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液晶ディスプレイ(モニター)の遅延が小さいことが重要な理由は?

 

液晶ディスプレイの表示遅延が大きい場合は、例えば上図のように格闘ゲームをプレイしている場合なら、“なぜかパンチが当たってしまう”ということが起こりえます。

これは、ゲーム機の操作とディスプレイの表示にズレが発生していることが原因です。

そのため、ゲーミングディスプレイを購入する際には『表示遅延』が小さいことが重要になります。

ただし、この『表示遅延』は答速度だけでは決まらないので注意が必要です。

 

液晶ディスプレイ(モニター)の表示遅延とは?

そんな液晶ディスプレイの表示遅延は、上図のように「①入力機器の遅延時間」、「②液晶内部の遅延時間」、「③液晶パネルの応答時間」の3つの合計時間で決まります。

液晶ディスプレイのカタログなどでよく目にする『応答速度』というのは『③液晶パネルの応答時間』のことなので、応答速度だけでなく『②液晶内部の遅延時間』が小さいことも重要です。

ただし、『②液晶内部の遅延時間』はカタログ等に表示されていないことが多いため、その場合は『スルーモード』と呼ばれるような機能が搭載されていることをチェックしましょう。

 

IODATA製品の場合

例えばIODATAの製品なら、GigaCrystaシリーズにはスルーモードや内部フレーム遅延についての記載が明記されています。

 

iiyama製品の場合

またiiyama製品であれば、G-MASTERシリーズにダイレクトドライブモードに関する記載があります。

 

最後に

今回はディスプレイ(モニター)の応答速度や表示遅延について解説しました。

FPSや格闘ゲームをはじめ、アクション要素が強いゲームなら表示遅延が小さいディスプレイであることも重要です。

今まで応答速度しかチェックしていなかった人は、ぜひ表示遅延についてもチェックするようにしてみて下さいね。

ゲーミングディスプレイを選ぶ際には、リフレッシュレートの高さ(◯◯◯Hzの表示が大きい)、応答速度の速さ(◯msの表示が小さい)、スルーモードや内部遅延に関する記載があることを確認しましょう!

 

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Tomoyuki

SEを5年経験後、全くの未経験ながら思い切ってブロガーに転身し、月間13万PVを達成。その後コロナの影響も受け、以前から興味があったWeb系エンジニアへのキャリアチェンジを決意。現在はWeb系エンジニアとして働きながら、プロゲーマーとしても活躍できるように活動中。








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