NEC製ルーター「Aterm WG2600HS」の設定方法を解説!


 

こんにちは。Tomoyuki(@tomoyuki65)です。

回線速度の改善のためV6プラスを導入しましたが、その際に新しいNEC製ルーター「Aterm WG2600HS」も購入しました。

V6プラスなど(IPv6接続)はルーターを接続するだけでインターネットを使うことができますが、それ以外の部分も再度設定し直しました。

この記事では、私が行ったルーター設定について解説します。

 



NEC製ルーター「Aterm WG2600HS」の設定方法を解説!

  1.  クイック設定Web画面にログイン
  2.  ファームウェアの更新(必要な場合)
  3.  Wi-Fiの設定(SSID・暗号化キーの変更)
  4.  見えて安心ネットでMACアドレスの登録設定
  5.  MACアドレスフィルタリング機能を設定
  6.  管理者パスワードの変更

 

クイック設定Web画面にログイン

ルーターの各種設定をするには、ブラウザを開いてルーターのIPアドレス「工場出荷状態は192.168.10.1」を入力して検索します。

 

クイック設定Web画面が開くので、ユーザー名(admin)とパスワードを入力してログインします。

 

パスワードは、ルーター裏面のシールに記載のWeb PWの部分を確認して下さい。

※記載されているのは初期パスワードなので、セキュリティを考慮して後で変更しておきましょう。

 

ログイン後、画面中央の「IPv4接続状態」や「IPv6接続状態」を確認すると、インターネットが利用できる状態かを確認できます。

V6プラス(IPv6)などは接続するだけですぐに使える状態になりますが、もしIPv4接続のみ利用している場合はプロバイダから提供されたユーザ名やパスワードを入力する必要があります。

 

ファームウェアの更新(必要な場合)

購入したルーターのファームウェアのバージョンが古い可能性があるため、インターネットに接続後、必要ならバージョンアップを行いましょう。

更新するには、ホーム画面のメニュー「メンテナンス>ファームウェア更新」をクリックします。

 

「更新」をクリックすると、最新のバージョンに更新できます。

 

Wi-Fiの設定(SSID・暗号化キーの変更)

次にWi-Fiの詳細設定を行いますが、Wi-Fiは「2.4GHz」と「5GHz」の2種類あるため、それぞれ設定を行います。

今回は「2.4GHz」の設定を例にするため、「Wi-Fi詳細設定(2.4GHz)」をクリックします。

 

設定を変更する部分はネットワーク名(SSID)暗号化キーになります。

ネットワーク名(SSID)は、半角の0~9、a~z、A~Z、-(ハイフン)、_(アンダースコア)で32桁以内で設定して下さい。

 

そして暗号化キーは、8~63桁の英数記号、または64桁の16進数で設定します。(半角入力)

暗号化キーが他人に知られるとインターネットに接続されてしまうため、できるだけ長めでランダムな英数記号を使うようにし、メモしてしっかり管理しておきましょう。

ネットワーク名(SSID)と暗号化キーを変更後、「設定」をクリックすると保存できます。

同じように「5GHz」の方も設定を行って下さい。

これでWi-Fiに接続可能な端末でアクセスポイントを検索すると、設定したネットワーク名(SSID)が表示されるので、選択して暗号化キーを入力するとインターネットに接続できます。

※アクセスポイントの検索時、対応している方が表示されるので、2.4GHzのみ対応している機器なら、5GHzのアクセスポイントは表示されません。

 

見えて安心ネットでMACアドレスの登録設定

Wi-Fiに接続後、接続した端末を確認することが可能です。

確認するにはホーム画面の「見えて安心ネット」をクリックします。

 

見えて安心ネット画面では、接続中の端末や過去に接続した端末が表示されます。

対象の端末の「設定する」をクリックします。

 

端末の設定画面が表示されるので、端末区分(基本的に”おとなの端末”を選ぶ)と端末名(わかりやすい名前ならなんでもOK)を変更し、「設定する」をクリックします。

これで自分が接続した機器のMACアドレス(ネットワーク機器に付いている固有の識別番号)を登録できます。

尚、MACアドレスを登録することで、後述するMACアドレスフィルタリング機能を有効にした時に、登録済みの機器以外でインターネットに接続できなくできます。(セキュリティの向上)

 

MACアドレスフィルタリング機能を設定

MACアドレスフィルタリング機能を有効にするには、先ほどのようにホーム画面から「Wi-Fi詳細設定(2.4GHz)」または「Wi-Fi詳細設定(5GHz)」をクリックしてそれぞれ設定します。

この機能を有効にするとMACアドレスを登録した端末以外でインターネットに接続できなくなるため、使用する端末のMACアドレスを全て登録後に有効に設定して下さい。

 

設定画面の下にMACアドレスフィルタリング機能があるので、スイッチをクリックして「ON」にし、「設定」をクリックすると有効になります。

※新しい機器を登録する場合は、一度MACアドレスフィルタリング機能を「OFF」にする必要があります。

尚、ESS-IDステルス機能(SSIDの隠蔽)をONにするとアクセスポイントの検索時に表示できなくできるため、必要に応じて設定して下さい。

 

管理者パスワードの変更

最後に、クイック設定Web画面にログインするためのパスワードを変更しておきます。

変更するにはホーム画面の「詳細な項目を表示」をクリックします。

 

メニューの「メンテナンス>管理者パスワードの変更」をクリックします。

 

現在のパスワードと新しいパスワードを入力し、「設定」をクリックすれば完了です。変更したパスワードは忘れないようにメモし、しっかり管理しておきましょう。

全て完了後、ホーム画面の「ログアウト」をクリックし、クイック設定Web画面を閉じて下さい。

 



最後に

今回はルーターの設定について解説しました。

今回ご紹介したのは最低限やっておくべきセキュリティ設定なので、まだ設定してない方はぜひ参考にしてみて下さい。

 

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2020年5月3日

 

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Tomoyuki

SEを5年経験後、全くの未経験ながら思い切ってブロガーに転身し、月間13万PVを達成。その後コロナの影響も受け、以前から興味があったWeb系エンジニアへのキャリアチェンジを決意。現在はWeb系エンジニアとして働きながら、プロゲーマーとしても活躍できるように活動中。








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