こんにちは。Tomoyuki(@tomoyuki65)です。
最近ゴールデンタイム(19時〜24時頃)になるとめちゃめちゃ回線速度が遅くて、特にスマブラSPなどのオンライン対戦ゲームで支障が出ていました。
そこで色々調べていたらV6プラスなるものを見つけ、試してみたら見事に回線速度が改善できたんです!
この記事では、そんなV6プラスについてご紹介します。
目次
遅い回線速度が改善!V6プラスがマジでおすすめ!
改善前の平日21時頃の回線速度が上記の通りでPing値も高く、下にある各カテゴリについても快適じゃないものがあります。
V6プラスに変更後の平日21時頃の回線速度は上記の通りで、見事に回線速度が改善されました!
Ping値 | 評価 |
0〜15 | かなり速い |
16〜30 | 速い |
31〜50 | 普通 |
51〜100 | 遅い |
101〜 | かなり遅い |
ちなみにPing値の目安については上記の通りです。
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そもそもPing値とは?
Ping値はピン値やピング値と呼ばれますが、サーバー間で行われる情報伝達の往復時間を指す数値のことです。(単位はms)
例えばオンラインゲームをプレイしている際の、サーバーとの処理の流れは次の通りです。
- コントローラーのボタンを押す
- 「ボタンを押した」という情報をサーバーに送る
- 送られた情報をサーバーで処理し、その結果を返す
- 返ってきた結果が画面に反映される
つまり、Ping値が高い(情報伝達の往復時間が長い)とボタンを押してから画面に反映されるまでのタイムラグが長くなるため、特にシビアな反応が求められる対戦系のゲームではPing値が小さいことが非常に重要です。
通信速度との違いは?
また、通信速度については「bps(ビットパーセカンド)」という単位で表される数値で、「Kbps(=1,000bps)」、「Mbps(=1,000Kbps)」、「Gbps(=1,000Mbps)」は見慣れていると思います。
そんな通信速度は1秒間に交換できるデータの総量であり、必要な量だけ満たしていれば問題がないため、Ping値ほど重要ではありません。
例えばゲームで必要な通信速度は小さく、1秒間で5Mbps以下であることがほとんどなので、ゲームだけなら10Mbps以上あれば十分なようです。(他の通信機器も併せて使っている場合は30Mbps以上が目安)
V6プラスとは?
ということで私が試したV6プラスですが、これは日本ネットワークイネイブラー株式会社(JPNE)がNTT東西の次世代ネットワーク(IPoE方式によるIPv6インターネット接続)を利用したインターネット接続サービスの総称です。
上図の通り、新しい仕組み(IPoE方式のIPv6)を利用してIPv6とIPv4両方のインターネット接続を可能にするサービスになっています。
従来の仕組み(PPPoE方式のIPv4)ではそもそも回線が混雑しやすい仕様かつ、通信機器の接続数が増大したことが原因で回線が遅くなっていましたが、新しい方式では回線が混雑しにくい仕様かつ、通信機器の接続数も少ないため、私のように回線速度の改善が見込めます。
※V6プラスは回線速度が速くなるサービスではないので注意
V6プラスのデメリットは?
ただし、以下のような一部のサービスが利用できなくなるデメリットもあるため、こうしたサービスの利用を検討している人は、V6プラスに変更して問題がないかを事前に確認して下さい。
- 固定IPサービス
- ダイナミックDNSサービス
- 特定のプロトコル(PPTP、SCTP)を利用するサービス
- 一部オンラインゲームなど、特定のポートを使用するサービス
- IPv4グローバルアドレスを共有するネットワークでは利用できないサービス
V6プラスへの変更に必要だったこと
そんなV6プラスですが、変更するのに必要だったことは次の通りです。
- プロバイダにV6プラスの利用申請
- IPv6接続に対応したルーターの購入
プロバイダにV6プラスの利用申請
私はプロバイダにSo-netを使っていて、プロバイダがV6プラスに対応していたため、利用申請をすることが可能でした。
その後、約2日ぐらい(4月30日に申請し、5月2日に利用開始の案内が届きましたが、実際には5月1日に利用できる状態でした)で利用可能になりなりました。
尚、V6プラスを利用するには申請が必要ですが、料金などは無料です。
IPv6接続に対応したルーターの購入
そしてもう一つはIPv6接続に対応したルーターも必要だったため、新しくルーターも購入しました。
私は元々NEC製のルーターを愛用していたため、今回はNEC製の「Aterm WG2600HS」を購入しました。
上位機種の「Aterm WG2600HP3」もありますが、一人暮らしの私の環境ではコスパが高い下位機種で十分でだと判断したのと、実際に使ってみて満足したので良かったです。
※上位機種はワイドレンジアンテナ、バンドステアリング、らくらく無線スタート、らくらく「かざして」スタート、URLリダイレクト、ゲストSSID機能が付いている
V6プラスに対応しているプロバイダ一覧
- So-net
- @nifty
- GMOとくとくBB
ということで、今回ご紹介したV6プラスに対応しているプロバイダは上記の通りです。
他にもV6プラス相当(事業者によって技術や方式が異なる)のサービスを提供しているものも存在するので、既にインターネットを利用している人は自分が使っているプロバイダなどを確認してみて下さい。
V6プラスはこんな人におすすめ!
- 従来のインターネット接続サービス(PPPoE方式のIPv4)を利用している
- 特定の時間になると回線速度が著しく遅くなる
- これから新しくインターネットの利用を始める
最後に
今回はV6プラスについてご紹介しました。
最近インターネットを利用し始めた人は既にV6プラスを利用している可能性がありますが、昔から使っている人はV6プラスに変更できる可能性があるので一度確認してみましょう。
また、これからインターネットを利用し始める人は私も使っているSo-netの【So-net 光 コラボ】、auひかり、NURO 光などがおすすめなので、ぜひ一度チェックしてみて下さい。
Tomoyuki
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