30代で初めての転職活動!SIerから未経験のWeb業界への転職に必要なこと


 

こんにちは。Tomoyuki(@tomoyuki65)です。

生きていれば誰しも、今の環境を変えたくなることはありますよね。

特に今まで一生懸命働いてきて、気付いたらアラサーになり、

 

「人生このままでいいのだろうか・・・」

 

と悩む人も多いと思います。

そんな私も29歳でその時がやってきて、初めての転職活動を行いました。

結果は失敗に終わりましたが、そこでは色々な方々と出会い、転職に必要なことを知ることができました。

この記事では、そんな経験を通じてわかった転職に必要なことをお教えします。

 



転職活動のきっかけ

 

私はSIerとしてシステムエンジニアの仕事をしており、約5年勤めていました。

SIerとはシステムインテグレーション(SI)を行う業者のことで、ユーザーの課題解決のために、システムの企画、構築、運用サポートなどの業務を請け負う仕事です。

主に受託開発や客先常駐でシステム開発をしている企業を指しています。

このSIerという働き方には構造的に様々な問題点があり、そこで働くエンジニアにとっては高いストレスがかかる仕事です。

比較的バイタリティが高い私でさえ、SIerとして働き続けることに限界を感じました。

その結果、私は転職活動を始めることになりました。

 

転職先はWeb業界が理想、ただしハードルは高い

転職活動では、IT業界でも働く環境が良いと言われる、自社でWebサービスの開発ができる企業を探すことにしました。

ただし、私はOracle EBSという基幹業務向けのパッケージに関わるシステムエンジニア(PL/SQLというニッチなプログラミング言語を使用)のため、Web業界への転職はハードルが高いのが現状でした。

 

つまり、Web業界へ転職するためには、新しいプログラミング言語をマスターする必要があったんです。

 

ちょっと厳しいだろうなと思いつつ、それでもとにかく転職活動を始めてみることにしました。

このように、同じIT業界と言っても求められることが異なり、同業他社での転職でない限りはハードルが高いんです。

 

転職活動にはIT専門の転職サイトを利用

 

初めての転職活動はとりあえず職務経歴を整理しつつ、転職活動をする方法について調べました。

その結果、IT系の転職の場合は『IT専門の転職サイト』を利用するのがいいことがわかったんです。

私が利用してみたのは、以下の転職サイトです。

  •  Green
  •  レバテックキャリア
  •  Wantedly

 

Green

GreenはIT/Web系企業の専門の求人サイトで、求人数は10,000件以上で利用者は約30万人を誇ります。

求人のうち約60%はWebエンジニアを中心としたIT/Web系企業の求人です。

レコメンド(推薦)機能があり、利用すればするほど、利用者の条件にマッチした求人が見つけやすくなる特徴があります。

企業の社員インタビューなども掲載されており、どういった人物を募集しているのかなどがわかり、とても参考になりました。

 

レバテックキャリア

レバテックキャリアは無料で利用でき、エンジニアやクリエイターに特化した転職エージェントのサービスです。

Webで申し込んだ後、一度担当のキャリアアドバイザーと面談し、カウンセリングを受けることになります。

カウンセリングでは今までの経験や転職の希望条件などを相談し、後日メールにて希望にあった求人を紹介してもらい、受けたい企業があれば書類選考に進んでいくという流れです。

こういったエージェント系のサービスは、転職が決まるまでしつこく連絡を取ってきたりしないか不安な面もありましたが、実際利用してみるとそんなことはありませんでしたよ。

尚、カウンセリングを受けた結果、例えばシステムエンジニアからプロジェクトマネージャーのようなキャリアアップを前提とした転職であれば未経験でも問題ないということでしたが、私のように未経験分野への転職は厳しいというお話を聞きました。

SIerからWeb業界に転職した成功事例もあるので不可能というわけではありませんが、やはりハードルは高いようです。

 

Wantedly

WantedlyはビジネスSNSと呼ばれる転職向けのサービスで、基本的に無料で使うことができます。

私は普段からSNSはあまり使わない方でしたが、単純に面白そうだなと思ったので使ってみることにしたんです。

実際に使ってみるとベンチャー企業の求人が多く、仕事のやりがいにスポットを当てた転職求人サイトになっていました。

プロフィールをしっかり整えておけば企業側からスカウトも来るため、やりたいことが明確だったり、何かアピールポイントがあれば活動がしやすいと感じました。

私も何社かスカウトが来て話を聞きにいったり、自分のやりがいを得られそうな企業に面接に行くことができたので、思いのほかよかったです。

普段からFacebookなどのSNSを有効利用している方にはおすすめのサービスです。

 



転職活動は一度してみるべき

 

仕事を続けながら転職活動を始めて約2〜3ヶ月ぐらい活動しましたが、結果として私の転職活動は失敗に終わりました。

 

ただ実際に転職活動をしたことはとてもいい経験になり、そこから私と同じような悩みを持った方が転職するために必要なことがわかりました。

 

まあ私の場合はせめてJavaを学んでいれば、もっと転職活動を有利に進められていたなと思います。

現在SIerでニッチなプログラミング言語を使用しているエンジニアの方は、Javaなどのオブジェクト指向のプログラミング言語を学んでおくことをおすすめします。

 

  •  Web開発のオブジェクト指向言語ならRubyがおすすめ!

【無料あり】Ruby入門サイトおすすめ3選!初心者向けの学習方法を解説

2017年10月24日

 

転職に必要なこと

 

私が転職活動を通じて得た経験から、転職に必要なことは以下の点です。

  •  才能や強み
  •  専門性
  •  覚悟

 

才能や強み

まずは才能や強みのアピールが必要です。

具体的には、『自分は何ができてどういった貢献ができるか』を明確にアピールすることです。

その理由は、私が転職活動の面接の際、社長さんから次のような質問を受けたからです。

 

「プログラム言語は未経験でもやっていれば覚えられるが、あなたはどういった貢献ができますか?」

 

これはつまり、業務経験の有無だけではなく、入社後にどういった活躍が見込まれるかを把握するためのものです。

この質問に上手く答えるためには、自分の才能や強みを正しく理解しておくことが重要です。

私がこの質問を受けた際、自分の才能や強みを正しく理解していなかったので、上手く答えることができませんでした。

ただ、今はストレングスファインダーというテストを受けた結果から、自分の才能や強みを理解しています。

学生時代にストレングスファインダーの存在を知っていれば、大きく人生が変わっていただろうと思えるほどおすすめです。

自分にどういった才能があり、どういった環境に身をおくべきか知りたいなら、ぜひ一度ストレングスファインダーを受けてみて下さいね。

尚、ストレングスファインダーを受けるには、本「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0」の購入(約2,000円)が必要です。

 

専門性

次に専門性があると転職を優位に進められます。

専門性とは、何らかの分野において、『これなら誰にも負けないというような、専門的な知識やスキル』を持っていることです。

私は会計システムに関わる開発業務をしていたこともあり、Wantedlyでスカウトが来た際に会計の知識についてよく聞かれました。

その時の担当の方は「今まで会計専門で仕事をしていた人に、プログラミングを教えたらいい結果が出たんです。」なんてこともおっしゃっていましたよ。

 

つまり、何らかの専門性があってそれを活かせるなら、未経験の分野でも転職できる可能性があるということです。

 

覚悟

最後に必要なのは覚悟です。

転職活動をする際には、よく仕事を辞める前に転職先を探すべきだと言われますよね。

確かに転職をするのは簡単なことではないので、辞める前に探すほうが安全だと思います。

ただし未経験の分野で転職を希望するなら、今の会社に退職の意向を伝えた上で転職活動を行うぐらいの『覚悟』が必要です。

そうでなければ、面接の際などで採用担当の方に入社したいという熱意が伝わらないからです。

私が転職活動をしている時も、採用担当の方に退職することを会社に伝えているか聞かれることがありました。

私も安定をとって辞める前に転職活動をしていましたが、勢いで会社を辞めた今ならそれは甘い考えであることがわかります。

 

だって、大企業でさえいつ倒産するかわからない今の時代に、私は本気でこれがやりたいという覚悟が無い人を採用したいと思いませんよね?

 



SIerから未経験のWeb業界へ転職するには?

 

とりあえず転職活動をしてみるなら、最低でもストレングスファインダーで自分の才能を理解しておきましょう。

そうやって自分の才能や強みを上手くアピールできれば、人物重視の企業ならプログラミングスキルが無くても採用してもらえる可能性があると思います。

もし何らかの専門性を持っているなら、その専門性を活かして転職することも可能です。

自分の専門性を活かせる企業がないかを探してみましょう。

また、転職活動と同時にプログラミングについて学ぶこともおすすめです。学んだスキルで何かWebサービスを作り、それを実績としてアピールできます。

例えばプログラミングスクールのTechAcademyなら、オンラインブートキャンプ無料体験でプログラミングを無料で体験学習することもできますよ。

 

最後に

 

今回はSIerからWeb業界へ転職するために必要なことをお教えしました。

私と同じように未経験から転職するのはハードルが高いことは間違いありませんが、決して不可能ではありません。

転職しようか悩んでいる方は、まずは一度転職活動をしてみて下さい。そうすることで、何か得られるものがあると思います。

また、今は転職が当たり前になってきたので、リクナビネクストで別の新しい仕事を探してみたり、スキルがあるならレバテックフリーランスでフリーランスに転向するのもいいかもしれませんよ。

 

一つだけ言えるのは、悩んでないで行動するのがとても重要です!

 

 

 

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Tomoyuki

SEを5年経験後、全くの未経験ながら思い切ってブロガーに転身し、月間13万PVを達成。その後コロナの影響も受け、以前から興味があったWeb系エンジニアへのキャリアチェンジを決意。現在はWeb系エンジニアとして働きながら、プロゲーマーとしても活躍できるように活動中。








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