Lisk(リスク)とは?仮想通貨の特徴や購入できる取引所まとめ


 

こんにちは。Tomoyuki(@tomoyuki65)です。

2018年1月31日からビットフライヤー(bitFlyer)で仮想通貨のLisk(リスク)の取り扱いが開始されましたよね。

LiskはWeb業界で一般的に使われているJavaScriptで開発できるらしいということぐらいしか知りませんでしたが、気になったので調べてみることにしました。

この記事では、そんなLiskについて解説します。

 



Lisk(リスク)とは?

 

Lisk(リスク)は2016年初めに稼働を開始しましたが、単に通貨のことではなく、分散型ブロックチェーンアプリケーションプラットフォームを指しています。

そしてそのプラットフォームで使われる通貨がLSKです。

そんなLiskの設計思想として、基幹のブロックチェーンとは別にサイドチェーンが用いられ、このサイドチェーン毎にブロックチェーンアプリケーションが構成されています。

このサイドチェーンを用いることで、大幅なカスタマイズを可能にするだけでなく、ビットコインなどの多くの仮想通貨が直面しているスケーラビリティの問題を解決し、セキュリティ上の問題があったとしてもメインのブロックチェーンに影響を与えないことが期待されています。

 

特徴は?

Liskの特徴としては以下の点が挙げられます。

  •  スマート・コントラクトを実装
  •  サイドチェーンを使用
  •  DPoSというアルゴリズムを採用
  •  開発言語としてJavaScriptを使用

 

スマート・コントラクトを実装

Liskはイーサリアム(Ethereum)と同様にスマート・コントラクトが実装されています。

このスマート・コントラクトは、取引や契約を人の手を介さず自動で実行させる仕組みのことです。

この技術を利用して分散型アプリケーション(DApps)を開発し、人が行ってきた取引や契約を改ざん不可能なかたちで自律的に行うことができます。

 

サイドチェーンを使用

ビットコインやイーサリアムのような仮想通貨は、通常一つのブロックチェーン(メインチェーン)を利用しています。

Liskではメインチェーンの他、メインチェーンに結びついたサイドチェーンを使用し、このサイドチェーンで分散型アプリケーションを構成しています。

このサイドチェーンを利用することで、以下のようなメリットがあります。

  •  セキュリティに強い
  •  仕様の変更が容易

 

Liskではサイドチェーンに取引を記録することで、たとえハッキング被害を受けたとしても、サイドチェーンを切り離すことでメインチェーンに被害を及ぼすことなく対処ができるため、セキュリティに強い特徴があります。

また、サイドチェーンであれば仕様の変更が容易のため、様々なサービスを作成することができる柔軟性を持ち合わせています。

 

DPoSというアルゴリズムを採用

LiskではDPoS(Delegated Proof of Stake)というアルゴリズムを採用し、取引承認を行う上位101人の代表者をLSKの保有者による投票で選出します。

※比較対象のPoS(Proof of Stake)の場合は、ランダム選択と資産または年齢の様々な組み合わせを通して選出されます。

この投票権はLSKの保有量に応じて割り当てられ、選ばれた101人の代表者は割り当てられた順番に取引承認を行います。

そして、取引承認を行うごとに報酬として、取引手数料と新規発行されるLSKを受け取ることができます。(ビットコインでいうマイニング)

 

開発言語としてJavaScriptを使用

Liskでは開発言語としてJavaScriptが使用されています。

このJavaScriptという言語は、Web開発では一般的に利用されている言語のため、Liskで分散型アプリケーションの開発をする参入障壁を低くしています。

比較対象のイーサリアムでは、Solidityという独自のプログラミング言語を使用しているため、JavaScriptと比べて扱えるエンジニアが少ないというデメリットがあります。

 

将来性は?

スマート・コントラクトといえばイーサリアムが挙げられるため、Liskはまだ知名度や評価が低いのが現状です。

ただし、開発言語による参入障壁が低いことから、知名度さえ上がればイーサリアムより普及していく可能性も十分あります。

特に日本では英語が苦手な人が多いことからも、独自言語を使用しているイーサリアムより、JavaScriptを使用しているLiskの方が普及するのではと思います。

 

Lisk(リスク)の価格上昇率

2017年度

Liskの2017年5月頃の価格が66.94145円で、2017年12月31日には2443.937円という結果となりました。

これは、約7ヶ月で約36倍以上に価格が上昇したことになります。

 

2018年度

2018年1月1日の価格は2554.76円で、2018年1月7日には一時4087.214円まで高騰しています。

 



Lisk(リスク)を購入するには?

 

ここまでLiskについて解説しましたが、その将来性に期待して購入してみたいという方もいるのではないでしょうか。

そんなLiskを購入するには以下の手順で行います。

  1.  仮想通貨取引所に登録
  2.  取引所に入金
  3.  Liskを購入

 

国内の仮想通貨取引所でLiskが購入できるのはコインチェックとビットフライヤーですが、コインチェックはNEM不正送金の件で現在は通常利用できないため、ビットフライヤーで購入しましょう。

ビットフライヤーは国内最大手でセキュリティ面も安心な仮想通貨取引所なので、ぜひ利用してみてくださいね。

 

 

  •  関連記事

ビットフライヤー(bitFlyer)の使い方を解説!登録や入出金から仮想通貨購入方法や手数料まとめ

2017年12月14日

 

最後に

  •  Lisk(リスク)は単に通貨のことではなく、分散型ブロックチェーンアプリケーションプラットフォームを指す
  •  Liskで使われる通貨がLSK
  •  Liskはメインチェーンの他にサイドチェーンが用いられ、大幅なカスタマイズが可能で、仕様変更やセキュリティにも強い
  •  LiskはDPoS(Delegated Proof of Stake)というアルゴリズムを採用
  •  LiskはJavaScriptで開発可能で、イーサリアムに比べて分散型アプリケーションの開発をする参入障壁が低い
  •  Liskはビットフライヤーで購入可能

 

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Tomoyuki

SEを5年経験後、全くの未経験ながら思い切ってブロガーに転身し、月間13万PVを達成。その後コロナの影響も受け、以前から興味があったWeb系エンジニアへのキャリアチェンジを決意。現在はWeb系エンジニアとして働きながら、プロゲーマーとしても活躍できるように活動中。








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