こんにちは。Tomoyuki(@tomoyuki65)です。
みなさん、GitHubは使っていますか?
GitHubは日本語対応してないので、英語がわからない方にはアカウント登録からつまずきやすいですよね。
でもやってみると結構簡単なんですよ!
この記事では、そんなGitHubの使い方について解説します。
目次
GitHubとは?
GitHub(ギットハブ)とは、Gitの仕組みを利用したファイルのバージョン管理を行うためのWebサービスです。
GitHubには数多くのOSS(オープンソースソフトウェア)が公開されており、様々なエンジニアがOSSの開発に携わることができるようになっています。
GitHubに登録したファイルは基本的に誰でも見れるように公開されますが、有料プランを利用することで非公開で管理することも可能です。
GitHubのアカウント登録方法
GitHubのアカウント方法について解説します。
まずはGitHubの公式サイトにアクセスしして下さい。
上からユーザ名、メールアドレス、パスワードを入力し、「Sign up for GitHub」をクリックしましょう。
デフォルトで無料プランが選択されているのを確認し、「Continue」をクリックしましょう。
アンケートに回答し、「Submit」をクリックしましょう。
これで仮登録が完了です。
最初に入力したメールアドレス宛に登録用のメールが送信されるので確認しましょう。
メールの「Verify email address」をクリックし、登録を完了します。
「Your email was verified」と表示されれば完了です。
SSHの設定
アカウント登録が完了後、SSHの設定をしましょう。
SSH(Secure Shell)とは、暗号や認証の技術を利用して安全にリモートコンピュータ通信するためのものです。
SSHの設定手順としては、PCで秘密鍵と公開鍵を作成し、公開鍵をGitHubに登録します。
今回はMacでの設定方法を解説します。
公開鍵の有無を確認
まずターミナルを起動し、以下のコマンドを実行して下さい。
$ ls ~/.ssh
実行結果に以下のような二つのファイルが存在した場合、すでに秘密鍵と公開鍵が作成されています。
「id_rsa」が秘密鍵、「id_rsa.pub」が公開鍵です。
この場合、以降の鍵の作成手順はスキップして問題ありません。
id_rsa id_rsa.pub
秘密鍵と公開鍵のペアを作成
では次のコマンドを実行して下さい。
メールアドレスは、自分のものに変更して下さい。
$ ssh-keygen -t rsa -C "メールアドレス"
実行後、以下の入力を求められますが、すべてEnterで問題ありません。
- 鍵ファイルを保存するフォルダ
- パスフレーズ
- パスフレーズ(確認用)
鍵の作成が完了後、秘密鍵のパーミッション(権限)を変更しておきましょう。
600は所有者のみ権限アリを意味します。
$ chmod 600 id_rsa
また、鍵の管理を簡単にするために、「~/.ssh/config」に設定を追加します。
以下コマンドを実行して下さい。
$ vim ~/.ssh/config
エディタが立ち上がるので、「i」キーで入力モードに切り替え、末尾に以下を追加して下さい。
Host github.com HostName github.com IdentityFile ~/.ssh/id_rsa User git
追加後、「ESC」キーでコマンドモードに切り替え、「ZZ」を入力して終了します。
公開鍵をGitHubに登録
以下コマンドを実行し、公開鍵をクリップボードにコピーします。
$ pbcopy < ~/.ssh/id_rsa.pub
GitHubにアクセスし、右上のメニューから「Settings」をクリックして下さい。
メニューの「SSH and GPG keys」をクリックして下さい。
「New SSH key」をクリックして下さい。
任意のTitle(どのPCの鍵かを区別するための名称など)と、先ほどコピーした公開鍵をKeyの入力欄に貼り付けましょう。(command + v)
「Add SSH key」をクリックし、登録の完了です。
GitHubとの接続確認
初回のみGitHubとの接続確認が必要です。
以下コマンドを実行して下さい。
$ ssh -T git@github.com
実行後、「Are you sure you want to continue connecting(yes/no)?」と聞かれたら、「yes」と入力して下さい。
接続完了後、次のようなメッセージが出力されます。
これでSSHの設定が完了です。
リポジトリの作り方
GitHubでリポジトリを作成する方法を解説します。
GitHubにアクセスし、「Start a project」をクリックして下さい。
上から任意のリポジトリ名、摘要を入力し、「Create repository」をクリックして下さい。
今回は例として、リポジトリ名を「github-test」、摘要を「GitHubの練習用リポジトリ」としました。
リポジトリが作成され、リポジトリのURLが表示されます。
デフォルトではHTTPS用のURLが表示されますが、SSH用のURLを表示する場合は、「SSH」をクリックしましょう。
ローカルリポジトリの内容をリモートリポジトリに送信
今回は例として、ローカルリポジトリの内容をGitHubのリポジトリに送信してみましょう。
ローカルリポジトリは、GitHubに作成したリポジトリと同名のディレクトリをホームディレクトリの直下に作成します。
まずは以下コマンドを実行し、ホームディレクトリの直下に「github-test」ディレクトリを作成します。
$ cd $ mkdir github-test
作成したディレクトリ「github-test」に移動し、Gitの初期化を行います。
$ cd github-test $ git init
例として「README.md」ファイルを作成し、Gitにコミットします。
$ touch README.md
$ echo "# github-test" >> README.md
$ git add README.md
$ git commit -m "first commit"
以下コマンドを実行し、リモートリポジトリを追加します。
リポジトリのURLには、リポジトリ作成時に表示されたURLを指定して下さい。
$ git remote add origin リポジトリのURL
以下コマンドを実行し、ローカルの内容をGitHubに送信しましょう。
$ git push origin master
実行後、GitHubのリポジトリを確認してみて下さい。
以下のようにファイルが追加されていれば成功です。
「git remote add」でHTTPS用のリポジURLを指定した際にエラー(403)が発生する可能性があります。
その場合、以下のコマンドにてURLを修正し、再度git pushを試みて下さい。
$ git remote set-url origin https://【GitHubのユーザ名】@github.com/【GitHubのユーザ名】/github-test.git
まとめ
- GitHubとは、Gitの仕組みを利用したファイルのバージョン管理を行うためのWebサービス。
- プログラミングしたソースコードはGitHubで管理し、いつでもポートフォリをとして閲覧できるようにしよう。
- SSH(Secure Shell)とは、暗号や認証の技術を利用して安全にリモートコンピュータ通信するためのプロトコル。
もっと詳しく知りたい方は、私も参考にしているコチラの本もオススメです。
尚、Gitについてよくわからない!
って方がいたら、コチラの記事を参考にしてみて下さい。
Tomoyuki
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